らーめん一蔵について
日本へのラーメン伝来は、寛文9年(1669年)に中国渡来のラーメンに徳川光圀(水戸黄門)が食し、舌鼓を打ったことが始まりとされています。
それから約200年後、明治元年(1867年)に長崎に「支那うどん」として登場した頃が、日本におけるラーメン文化の歴史と幕開けと言っても良いかも知れません。
その後、横浜中華街から東京へと広く市民に親しまれる料理として普及し、北海道へは大正11年(1922年)札幌に初めて飲食店でラーメンが登場。そして終戦後の昭和21年(1946年)ラーメン店が賑わうようになり、旭川にも初めてラーメン店が登場しました。
豚骨に魚貝類のだしを加え、麺は加水率の低い縮れ麺で独特の弾力とコシが旭川ラーメンの特徴として市民の舌を楽しませてくれました。
現在全国のご当地ラーメンが各種あるように北海道にも、札幌を始め、旭川、函館、釧路、北見といった地域色豊かなラーメンがあります。
元祖旭川ラーメン「一蔵」も、厳選された食材から丹念に造り上げたスープが命。
この自慢のスープを活かすために麺は自家製、素材は道産小麦を使用しています。
「一蔵」の味を生み出す三つのごだわり。
- 一、まず<味>。「一蔵」だけの<味>を出すために、食材の吟味を重ね、誰もがおいしいと感じてもらえる
ものを厳選し、独自の味に仕上げています。
- 一、そして<品質>。「一蔵」だけの<味>をだすためには、食材そのものの品質が大きく左右します。
ですから、品質にこだわり、確かなものだけを選び抜いています。
- 一、さらに、<安心・安全>。食とは、元々、安全なものが当たり前でした。
この当たり前の考え方をきちんと守り、食の安心・安全を提供していくことが私たちの三つ目のこだわりです。
徹底した品質管理から産まれる「こだわりの味」。
[製麺工場]
・麺、スープの生産に関する記録表チェック。
・麺、スープの分析報告書の作成、提出。
・季節/外部環境に対応した温度、湿度、時間、空調の調整など。
[店舗「一蔵」]
・従業員一人一人の衛生管理の徹底。
・店舗内における食材の品質維持。
・設備機器の衛生管理など。